まず、ジム選びで一番重要なのは、以下の3点です。
- 目的を明確にする
- 自宅(勤務先)から継続して通いやすい
- 雰囲気を知る
入会はこの3点を満たした施設を選びましょう。
せっかく入会しても、継続して通うことができないのであれば、費やしたコストは無駄になってしまいます。
では、順番にご説明します。
■ 目的を明確にする
「ジムに通う本来の目的は何ですか?」
ダイエット、ボディーメイク、競技力向上、体力増進、アンチエイジング、リハビリ、リフレッシュ
人により目的は様々です。さらに、大抵の場合はそれは一つであるとは限りません。
まずは一番の目的を定め、他は副産物として得られることの方が多いため、優先順位を決めましょう。
「どのような種目をやりたいですか?」
種目と効果は大きく分けて3つに分別されます。
・筋肉トレーニング
→ ダイエット、ボディーメイク、競技力向上、体力増進、リハビリ、アンチエイジング、リフレッシュ
・スタジオ(エアロビクス、zumba、HIPHOP、ヨガ、コンバットなど)
→ ダイエット、体力増進、リフレッシュ
・競技(テニス、プール、空手など)
→ 体力増進、競技力向上、リフレッシュ
■ 自宅(勤務先)から継続して通いやすい
理想的な施設を見つけられても、自宅から遠かったりすると継続することが困難であったりします。
ジム通いは、他の生活時間に支障をきたさないことが継続する秘訣です。
■ 雰囲気を知る
当然のことですが、ジムの中には会員さんとスタッフさんがいます。
よって、それぞれの施設内で作られる雰囲気は多種多様です。これは、ホームページや外観などからは
感じ取り辛く、実際に足を運んでみなければ分かりません。
ですので、ご自身が入会後に通うであろう時間帯に体験などで訪れることは必ず実行してください。
次に、各施設の特徴をご説明します。
大型スポーツクラブ(ゴールドジムを除く)
【メリット】
- スタジオプログラムがある。
- プールがある。
- マシンが初心者向きで扱いやすい。
- スパ(浴場)がある。
- 運動初心者が大半であり、周りの目を気にせずに取り組める。
- 女性が多いため、同性の方は安心
【デメリット】
- トレーニングの知識と経験がないと、単に「運動した満足感」を得られるだけになり結果を出し辛い。
- トレーナーの質が低い。
- 連続したスタジオの参加などでオーバーワークとなり怪我をし易い。
- フリーウェイトエリアが狭い。
- 常連客によるコミュニティーが形成されており、運動に集中できない。
24時間営業ジム
【メリット】
- 24時間いつでも行ける。(とは言え利用時間帯は大体いつも同じ傾向になる。)
- 毎回入館ごとにフロントで面倒な手続きをしないで済む。
- マシン特化型なため、効率的な筋肉トレーニングができる。
- ビルダーやフィジーカーなどの上級者も多く、ボディーメイクのモチベーションを高め易い。
- 会費はリーズナブル。
【デメリット】
- トレーニングの知識と経験がないと、単に「運動した満足感」を得られるだけになり結果を出し辛い。
- マシン特化型なため、一人だと飽きやすい。
- 会員の男女比率は男性の割合が大いため、気まずさを感じる女性もいる。
- 夜~朝はスタッフ不在の時間帯がある。
- 敷地面積が狭いため、混雑時は駐車場やロッカーが使用できない場合がある。
- シャワー室の数が少なく、混雑時は待たされる。
パーソナルトレーニングジム
【メリット】
- 圧倒的に効果を出し易い。
- トレーナーの質が高い。
- トレーナーがマンツーマンで付いてくれるから、初心者でも安全に取り組みやすい。
- 体型を管理して貰えて、モチベーションを維持しやすい。
- トレーニング以外の食事やサプリメントの知識も付く。
- 他人の目を気にせず集中して取り組める。
- 身に付けた知識と経験が資産となり、退会後も効果的なトレーニングができる。
【デメリット】
- 筋肉トレーニングが中心なため、有酸素運動が少ない。
- マシンの種類が少ない。
- 会費が高い。
- スパやシャワールームがない。
以上を踏まえて頂いた上で、ご自身にあったジムを選んで頂けると幸いです。
全てにおいて共通することは、継続できることです。
一朝一夕で身体は変わる訳ではありません。
それでは、よいフィットネスライフをお送りください!