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コロナウィルス感染予防のセルフケア【その1】感染症を予防する運動

先ず、新型コロナウィイルスによるご心労お察しします。

私共も皆様と共にこの困難に立ち向かえる様、気を緩めることなく邁進して行く次第でございます。

微力ではございますが、私共がフィットネスを通じお役に立てることがございましたら、是非ともお声をお聞かせ下さい。 

 

 

さて、外出自粛やテレワークが続くことにより、ストレスが溜まり体を動かしたくなる方も多いのではないでしょうか?

最近はランニングやウォーキングをしている方を、当ジムの前でも多く見かけるようになりました。

しかし、運動そのものによる免疫能への影響を気にしている方は少数かと思われます。

こんな時期だからこそ、免疫力を落とさずに運動できる方法を知っていただければと思います。

 

運動量と感染症

マラソンランナーなどの運動量と感染症(かぜ、上気道感染症など)に関する疫学的研究は、すでに80年代から行われているため、多くの研究結果が結論を示唆しています。

それらによると、運動量が少なすぎても感染症となる確率は高く、逆に、運動量が多すぎても感染症となる確率は高くなる。

 と分かっています。例えば有名な調査結果として、以下のような疫学調査結果があります。

  • 530人のランナーの12ヶ月間の体調の記録を録ったところ、走行距離が長いひとほど風邪をひく確立が高かった。
  • 141人のマラソンランナーと124人の一般人に56kmレース終了後2週間の体調を調査したところ、ランナーのほうが一般人の約2倍(33.3%対15.3%)風邪をひく確立が高かった。
  • 36人の肥満女性に対し、半数の被験者をウォーキングプログラムに参加させたところ、プログラム参加者のほうが風邪をひいた日数が少なかった。(5.1日対10.8日)

感染症を予防する運動の定義

感染症を予防する運動は、各国の指針にまとめられています。日本の場合、厚生労働省の指標によると、

18~64歳では「強度が3メッツ以上の身体活動を週に23メッツ・時以上行う」

65歳以上では、「強度を問わず週10メッツ・時以上行う」とされています。

ここで言う「メッツ」とは、身体活動の強さと量を表す単位であり、3メッツとは、「犬の散歩程度の速さの通常歩行」や「掃除」、「軽度の筋肉トレーンニングやボーリング程度の運動種目」となります。

つまり、18~64歳では「上記程度の身体活動を週「23=時間×3」以上行う」となり、具体的には、

最低限一日に1時間のウォーキング(清掃、軽度の筋肉トレーニングなど)を毎日すること。と定義されます。

 

以上のことにより、感染症予防には中等度の運動をすることが有効であると言えます。

 

自然免疫を高めることが新型コロナウィルスの感染予防

 免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」の二種類があります。

「獲得免疫」とは、過去に出会ったことがある種類にのみ反応する免疫能となります。

ただし、今回の新型コロナウィルスでは、世界中の誰もこれに対する「獲得免疫」をもっていませんでした。

そのため、「自然免疫」の弱い人への感染が広がり、その中でも特に病中・病後、持病や年齢免疫力の弱い人が

死に至っています。

 

 

現状では、治療薬や治療法、獲得免疫となりうるワクチンの開発にも目途が立たない中、

私達が今するべきことは、マスクや手指消毒、3密回避に加え、「自然免疫」が反応しやすくなる

中等度の運動をすることと言えます。

 「いつこの緊張感やストレスから開放されるのか。。。。」先の見えないこれらの心的ストレスに対しても、運動は大変有効です。

是非ともご自身にとって無理のない範囲で、運動を取り入れて頂ければ光栄です。

また、もし中等度の運動に関し分からないことがあれば、どうぞお気軽に私どもへご相談ください。